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説得とは、よく話をして相手にわからせること。　時には、説き伏せる（自分の意見に従わせる）こと。

自分が「正しいというだけでは、正しいことにはならない」ことは普通にあります。
相手に十分話をして、相手がそれを理解し、相手が納得して、やっとお互いにとって正しいとされるのです。
さらに相手がこちらの希望に沿うように行動してくれて、説得が功を奏したことになります。

説得とは議論に勝つことではないのです。
相手に行動を促すことが最終目的と考えるなら、議論に負けた相手が、負けたという感情を持ったままでは、すぐに素直に行動してはくれないでしょう。

説得が効果的になるには、お互いが相手を認めるという下地があり、共感（または同感）できるものがあり、共鳴できるものがあることです。

すぐに論理性とか合理性という人は、自分の論理や合理的と考える物差しで相手をっ支配したという本音があるものです。
特に相手の話の途中で「もっと論理的に話せ」とか「俺が分かるように話せ」と切り返す人は、「お前の論理ではなく、俺の論理に沿って話せ」と言っているのです。

[ 更新:2022-04-14 11:15:14 ]