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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

自分に厳しくなろう

「好運」は自分が苦労して今日まで積み上げてきた実力を蓄えた人(地力のある人)のところに訪れる。

今日まで努力することなく、見劣りする実力にありながら「好運」を待つのは、他人への依存であり、自分の甘えと思った方が良さそう。

「自分は無宗教です」という人と同様に、「自分の意見がない人」は、自分の意思のっとった行動がとれない人。だから、自分の言動に責任を持たないし、都合が悪くなると誰かに責任を転嫁するし、平気で逃げもする。

意思疎通を深めていくには、これまで自分にインプットされた言葉の量と、その言葉の正確な理解が伴って可能となる。
「言葉」は自分の意見や自分のモノの見方を他人伝える媒介となるもの。だから使う言葉には明晰性(明らかでハッキリしていること)が求められる。
自分のモノの見方や考え方をあいまいにしておいて、自分の思いが相手に十分伝わらないというのは見当違いだ。
人が皆自分と同じ考えでいる訳はないし、自分も他人もいつも同じ考え方でいるはずもない。
仕事で関わる他人がいつも自分に同調してくれることはないし、毎回自分に賛同してくれると思うのは甘えだ。
仕事(特に取引)において、相手とは意見の対立があって当たり前という前提に立つと、相手の意見は始めからよく聞こうとするし、その中から自分との対立点と共通点を整理し、合意としてまとめられるものと、お互いが前向きに歩み寄って折り合えるもの、お互いが一歩譲って妥協していくことがネゴシエイト(交渉であり取引)である。

その最中に筋の通らない屁理屈を言う人は、向き合う相手の意見を押さえつけることであり、相手の意見を無効にすることだから、大人としては大変失礼なことだ。

[ 更新:2022-03-23 10:59:52 ]

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