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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

信頼されない、任されないと嘆く前に

信頼されているから任される!

自分は信頼されない、任されないと嘆く前に、なぜ自分は信頼されないのか、なぜ任せてもらえないのかを考える方が先です。

自分の目や耳を通じて入ってくる社内外の情報を、正しく認知していますか?
自分の目や耳を通じて入ってくる社内外の情報の認識に歪みや誤りがあると、そのあとの言動は正しいものと言えなくなります。
自分の理解力が上司から見てどうなのか、冷静に考えてみましょう。

組織には必ずルールがあります。組織としてるーるを決めるには、必ず必要性や目的があります。
決めたことをみんなが守ることで組織に秩序が生まれます。
自分の勝手な判断でルールを軽んじたり無視すると、組織は乱れていき、最悪は自壊していきます。信頼されない人にはこの傾向があります。

上司も人間ですから、部下の仕事ぶりを事実としてすべて把握することもできませんし、部下の思う事実から上司が判断するとも限りません。
上司は自分の視点を持ち、自分の仕事での価値観を持ち、自分の経験から、自分がこれが事実であり現実であるとことに基づいて判断します。部下から見ると、上司は不合理な選択をする人だと思うこともあるでしょう。
だからこそ、上司と部下のコミュニケーションは大事なのです。
お互いが前向きに対話を重ね、部下は上司の関心や懸念(不安や心配)に気づき、あるいは耳を傾け、現場情報を共有する努力を積み重ねて、少しずつ相互理解が深まり、お互いの溝が埋まっていくのです。

部下が直属の上司と対立すると、組織内部の反感や抵抗を自分からつくってしまうことになりますから要注意です。

[ 更新:2022-02-14 10:47:24 ]

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