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自己実現できていますか?

色々な意味付けや、解釈はあると思いますが、「なりたい自分になる」ことが自己実現と思う。

心理学者のマズローは、「自分の持っている能力を最大限に発揮すること」と定義したそうです。

自分の持っている能力は現在の保有能力。自分も他人も気づいていない潜在能力もありますね。これから習得する能力もあることでしょう。大事なことは「発揮すること」、生かすことです。

自己実現も個人レベルと組織レベルがありますね。
組織レベルでは、自分が帰属する組織に受け入れられているという感覚があると、自己実現の下地があると言えるでしょう。
仕事で認められている、信頼されて任されている仕事が多いと、自己実現しやすい環境にあると言ってもいいでしょう。

時々でいいので「自分にとっての自己実現とは何か?」確認しましょう。
その上で、自己実現という目標達成のためのプロセス(計画)を具体的に立てましょう。
自分にとっての自己実現のためになすべきこと(具体的な行動目標)を決めましょう。
そして、タイムリーなチェックの場を設けましょう。

これはマネジメントでいう、PDCA管理そのものです。

自己実現と問題解決は違います。
問題解決は、例えるなら「マイナスをゼロにする」感じですが、自己実現は「ゼロをプラスにする」感じです。
問題解決は問題に焦点を当てますが、自己実現は自分に焦点をあてます。
自己実現に際し、過去を参考にすることもありますが、もっと大事なのは自分のこれから(未来)です。

だからこそ、本音のところで「自分はどうなりたいのか?」がないと、自己実現は曖昧になります。
自分にそうなりたいという強い欲望というか、願望がないと、ことばだけの「なれるといいな。なれたらいいな」で終わります。
その上で「自分ができることは何か」、「今日から具体的に何をしていくのか」決めて歩み始めるのです。

自分が欲していないものは、自分はいらないということなので、手に入ることはないのです。

[ 更新:2022-03-18 08:25:05 ]

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