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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

経営管理は実質重視

経営の現場では、目新しい経営理論や流行のマーケティング手法を振り回しても、即効性も実効性もないばかりでなく、現場を疲れさせるだけ。

管理者はPDCAサイクルを地道に回し続けるべきです。それは、計画-実行-検証-継続あるいは軌道修正、時には進化や高度化である。
企業のつまずきも、トップがほんのちょっとしたことを事前に知っていたなら、避けられたものが多いもの。だから、良くも悪くも今に至った因果関係を事実に基づき探り、知っていくという習慣が管理者には欠かせない。
多くの管理者は、自分の利権が脅かされると思うと、部下をさらに管理しようとするか、そう感じる部下を排除しようとする。
管理者層のしつけ文化の弱さや管理者層の成長支援文化の弱さや、無責任な丸投げ文化が、起こさなくてよい問題を起こし、起きた問題を大きくしている。
だからこそ経営者は「人間社会の信頼や安心、安全は、合理や効率やべき論や完璧主義を外した所にある」ということを見つけて頂きたい。
経営者は管理者個々人をよく観察し、「分相応の生き方、働き方をしているか」チェックして頂きたい。管理者が苦労をしてきたなら、苦労人らしいしぶとさを身につけたかまで見て欲しい。ベテランの域に達し、その仕事のプロと認められる人は、資質に加えて十分な才能があった人が多い。人から受け身で教わって、急に伸びる人はいない。
そうであっても若手や新人の教育は必要である。なぜなら若手の成長は一足飛びに行かないものだから、堅実に成長へのプロセスを踏む必要がある。それには上司の我慢と根気が欠かせない。
若手やできなくて当たり前なのだから、若手に多くを求め過ぎてはいけない。

[ 更新:2022-02-07 11:28:47 ]

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