損人や若手は指導が必要。経験を積んだ部下には成長支援。
自分から伸びようとする部下には、話は要点をしぼり手短にし、余計なことは言わない方が良い人がいる。
実務知識と経験が足りない部下に対しては、時間をかけて、相手の反応を見ながら繰返し繰返し指導する。
なぜやるのか、どうしてやるのか、どのようにしてやるのかまで説明すること。
「前にも言っただろう」とか「同じことを何度言わせるつもりなんだ」とは言わないこと。
諭すように静かに説明する場面と、ドスンと響く大音量の説明が必要な場面がある。それを使い分けられる人が本物の上司。
要は、相手のレベルを踏まえ、時と場合に合わせて丁寧に指導るのが部下への成長支援となる。
部下を持ったなら、これを面倒と言ってはいけない。
ベテランの上司は、例えるなら部下育成のマエストロ。部下の能力(演奏力)に応じた表現力を多彩に持つと、部下の発揮する能力はハーモニーを奏でる。
仕事の場面での緊張感は欠かせないけど、タイミングよく緩めることも必要。
上司はやや強めのメリハリと、明確な言動を心がけよう。
[ 更新:2021-12-14 11:44:03 ]