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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

組織を考える

居心地の良い場もあれば、居住まいの悪い場もある。

ルールをつくっても守られないという嘆きをきくことが多い。
ルールをつくり運用する上での注意点を整理する。
・ルールをつくるのは良いが、ルールをつくった当事者が率先してルールを守らないと、ルールは守られない。
・メンバーにルールの意味や必要性が理解されないと、ルールは守られない。
・メンバーにルールの運用力(実行力や遵法力)がないと、ルールは守られない。
・メンバーに能力があっても、おーば^ワークの状態が続き、体力的に疲弊しているとルールは守られない。
・メンバーにルールを運用し、新たなルールを定着させようとする、見本や手本となるような人がいないとルールは守られない。

組織の雰囲気が悪くなるのは次のような時。
・幹部社員が一般社員を次々と糾弾し、何かあるたびに一般社員を攻撃していると、社員の態度はよそよそしくなるかとげとげしくなっていく。そういう幹部には親しみは持てないし、警戒感をもって接するから、おのずと態度はよそよそしくなるもの。
・幹部や上司が、ある部下の悪口を言い、非難し、けなし、あるころないことを言って傷つけていると、確かな証拠も証人もいないのにそれがはびこるからたちが悪い。そのような組織では、第三者がかばってくれて、問題ある幹部や上司を告発することは困難だ。
・傷つけられた部下が恨みや怨念で仕返しをする場合、その恨みや怨念が深ければ深い程、無関係なメンバーまで巻き込んで泥沼の状態になるリスクがある。
・会社のために過去に貢献した人が、過去の栄誉によって得た地位と年俸に酔いしれて、自分は何をしても許されると思って暴走し、それを止める人が居なければ、秩序ある会社もひびが入り壊れていく。

[ 更新:2021-11-17 09:26:22 ]

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