主役にもいろいろな設定があることでしょう。言い分も色々あることでしょう。
30歳を過ぎたら、自分の生まれ育ったものを生かしながら、「自分はこうありたい」と願い、その実現を求めて行動していくことで新たな自分つくりが進んでいく。
過去となりつつある日本人の組織論をシンプルに考える。
経営者は社員とその家族の幸福を願い、生活の向上に寄与することを土台としてきた。
人材の質を長年かけて同じレベルにして、それを全体に底上げしようとしてきた。
アメリカでは、多様な個性をどう伸ばすか?考えているようだが、その目的は伸びた多様な個性をどう組み合わせると組織にダイナミズムが生まれるか? まで考えている。
それは、経営とは人と物事の結びつきによるものだからという前提がある。
この前提に日本もアメリカも違いはないと思うが、アメリカの経営者は次のように考えているような気がする。
現実に立ち向かうとき、誰かの特別な力なんて頼れない。
誰かの協力が得られれば助かりはするが、最後は自分自身頼みという個人主義の自己責任論があると思う。
[ 更新:2021-09-14 14:25:20 ]