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家庭教育に始まり、学校教育を経て、社会人として実務教育を重ねていく。

20年以上正しい教育を受けてきた人は、物事を冷静に観察し、自分でしっかり受け止めることができるから、少々のトラブルにも逆境にも動じない人となるでしょう。

一方、正しい教育を施されなかった人や、正しい教育を拒否してきた人は、運に振り回され、時流に翻弄されやすいことでしょう。

というのもは、長年にわたる正しい教育は、人間社会の中で自分が一生を生きるための学びです。
人間社会は静的なものではなく、常に安定しているものではないことを学びますから、自分の人生や社会に起きる変転の激しさを理解し受け止めることができるようになります。

歴史に学ぶ人や過去に起きたことを詳しく学ぶ人は、過去の因果関係やその対処法の良し悪しから、現在の動向や近い将来のありさまを予想することができるようになります。
特に歴史は、動機ではなく結果で評価された記録と言ってもいいでしょう。

そこから人としての存在意義を学ぶ人は、関わる人たちのお役に立っていくことでしょう。

[ 更新:2021-08-02 11:47:48 ]