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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

経営者(リーダー)と管理職(マネージャー)の違い

役割を任された人は、実際にどのように認識して、どのように行動しているでしょうか?

今日(6月29日)の日本経済新聞 私の履歴書 木瀬照雄TOTO元社長の書かれていたことの引用です。

経営者(リーダー)の役割
「真に正しいことが何かを追求し、不確実・リスクへ挑戦すること。課題を見つけ、創造と変革を常に考えること」

管理職(マネージャー)の役割
「決められたことを正しく遂行し、効率・正確性実践すること。課題を解決し、組織の安定性や持続性を常に考えること」

自分の会社を見て、自分の会社の経営者(リーダー)と管理職(マネージャー)はこうあって欲しいと、自分の言葉で言えるといいのだと思います。

中小企業で一番多い問題は、名ばかり管理職(マネージャー)の存在です。

今の役職が長いにもかかわらず、決められたことが把握されてない、ルールを覚えていない上司がいること。
効率の良し悪しをデータ(数字)を使って説明できない上司がいること。
会社としての仕事の正確性(品質)よりも、自分の経験で正確性(品質)を決めて仕事を進める上司がいること。
問題を解決するのではなく、問題を起こす上司がいること。
自分のことは考えるけれど、組織メンバー(上司や部下、職場仲間)のことに無頓着な上司がいること。

こういう上司がいると、その上司の仕事でクレームが起きることは珍しくありません。
また、そういう上司に新人を預けると、悪い手本や見本となるので、部下の成長は期待できないものです。

[ 更新:2021-06-29 10:47:35 ]

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