アフターコロナとか、脱コロナとか、コロナ終息後とか、いろいろ言われるようになりました。
まだ経済が底とを売ったかどうかも分からない状態です。
今後の業界全体の変化によって、大きな企業ほど自社の企業価値は左右されることでしょう。
これから起きりうる有名企業の破綻は、その会社1社にとどまることなく、その会社との取り引き関係のある会社にも影響が出ることでしょうし、同業他社にも何らかの影響が及ぶことでしょう。
これから大小にかかわらず企業の倒産が増えるなら、銀行業界もリスクを抱えることとなるでしょう。
北海道内では、観光業関連、飲食業の中小零細企業が大きく売り上げを落とし、緊急事態宣言の長期化は経営不振に一層拍車がかかっています。
市場の回復状況はまだ見えませんが、彼らの市場はより規模の大きな同業他社に飲み込まれる流れとなるのでしょうか。
それとも、固定客との関係性を基に、しぶとく回復させていくのでしょうか。
まだまだ分かりませんが、コロナの影響が少ないと思われる業界でも、個々の企業による差が広がっていくのではないでしょうか。
消費者が自分の家計の維持に必要な稼ぎ(資金)を十分に確保できないとなると、今後そのような消費者相手の企業の破綻も考えられるでしょう。
不要不急の外出を控えるようにずっと要請されていますが、我社は今の世の中に本当に必要な会社なのか、緊急の際になくてはならない会社なのかもハッキリしていくことでしょう。
経営を続けると決めたなら、この厳しい現実に向き合っていくしかありません。
[ 更新:2020-05-22 11:39:37 ]