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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

流れが良い仕事をしましょう  (その2)

仕事の流れがスムーズにいけば、自然に良質の品物が安くできるし、良質なサービスの提供もできます。

工場や現場での流れが悪い場合は、工程の中にそれぞれ独立した中小企業(親方)があり、前後の工程に配慮することなく、それぞれ勝手に自分流に仕事をしていませんか。縦横の連携もなければ、前工程から後工程への連携プレーもないとなると、仕事の流れは良くなりません。

常にチームプレー、連携プレーを行うには、選手間の競争意識もさることながら、お互いに助け合う気持ちが高まってこなければならないのです。
お互いが好感が持てる関係だと、気配りも目配りも効きますから、仕事の流れはスムーズです。
逆に、嫌い、苦手、犬猿の仲となると、接触不良の状態での仕事ですから、仕事はきれいに流れず、目詰まり、気詰まりが増えます。
だからこそ社員全員が、会社にとっての当たり前のことを、当たり前のこととして普通行うことを求められます。何事につけても、原理原則を貫徹するのです。そして当たり前のレベルを上げて行きましょう!

そうなるためにも、普段の仕事の中から、分からない問題や解決したい問題を取り出しては一緒に解決していく姿勢が大事なのです。

特に新しい仕事の進め方を、どうやって社内に定着させるか、という場面は重要です。
そういう場面では、何よりもまずは従業員、とりわけ管理、監督にあたる人の教育を徹底させましょう。
なぜなら、人間は一旦身に着いた習慣は、なかなか変えようとしない面があるからです。ですから、年長の上司や先輩という上位者が変わらなければならぬ、自分から取り組まなけれなならぬという流れをつくる必要があるのです。

上司や先輩という上位者が率先して行動見本を示さないと、下から率先して新しいやり方を進めることは滅多にないのです。



[ 更新:2020-04-13 16:53:53 ]

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