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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

物は必ず古くなり、いつかは壊れます

「存在するものは古くなりつつある」とはドラッカーの言葉だそうです。

製品に対する需要はたえず変化しますし、製品はすべてライフ・サイクルを持っています。それゆえ、企業は市場調査などを行って需要の変化をキャッチし、予測して、常に新製品の開発に努めるとともに、いわゆる不採算機種を取り除く必要があります。
大げさに市場調査を行わなくとも、中小企業の場合は、業界動向や、セールスマンの営業訪問の際の情報収集でも十分可能です。

不採算製品を除いたり、過去のものとなった製品を排除すると、多くの場合粗利益は増えます。
しかし、 不採算機種を排除すると、当面の売上高が下がります。これを嫌う営業マンが出てきます。
今では過去のものとなった製品の開発責任者がメンツにこだわることで、販売中止の決断ができないこともあります。
特に製品が長~い歴史を持つと、担当者に愛着や思い入れがありますから、冷静に合理的なな決断ができなくなっていることもあります。

こういう場合は、トップの適切な意思決定は欠かせません。

[ 更新:2020-04-13 10:50:19 ]

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