お客様の近年の新事業の立ち上げや、新商品の浸透を見るにつけ、ライフサイクルでいう導入期が長くなっている。
間接部門(総務・経理・庶務・人事等々)の業務は、成果を定義し、量的に測定することが難しい。だからと言って、ブラックボックスで良いとはならない。
何をやっているか分からないとなっては、管理も何もなくなってしまう。
お客様の近年の新事業の立ち上げや、新商品の浸透を見るにつけ、ライフサイクルでいう導入期が長くなっている。
短期間で成長期に乗らないというか、簡単に立ち上がらない。
継続的な売上になり、ある程度の量が出て、黒字化が見えるまで3~5年必要という感じだ。
企画やマーケティングを担当する幹部だけでなく、営業や現場の製造まで複数の部門が連携し、新事業の立ち上げに協力し、新商品の浸透にバックアップを惜しまずに動いて、それらが上手く絡み合うようになって、やっと成果(売上)につながっていく。
新事業や新商品の担当者が、個人レベルの頑張りを見せても、固定客やリピート客が増えるまでは、社員間の協力と部門間の協力が欠かせない。
言い方を変えると、社員間の協力と部門間の協力がない状態で担当者が孤軍奮闘しても、成果(売上)のボリュームを増やすにはかなりの時間がかかるということ。
協働や補完が当たり前の組織と、個人の努力任せの会社の差が、新事業や新商品を扱う時に鮮明になる。
[ 更新:2019-11-23 13:54:25 ]