内部留保を厚くする
当り前の話ですが、事業を永続させようとするなら、次世代人材に事業の継承が必要です。
そのためには内部留保が厚いことが欠かせません。
内部留保が厚いと、次のような財務状況になることが多いと思いませんか?
・自己資本比率が高い
・有利子負債が減っている
・手持ち運転資金が豊富 等々
こうなるには、毎年利益を生み出し、適切な納税をしてきたから!
毎年利益を生み出せたのは、売れ続ける商品やサービスがあるから。
収益力の高い(確実に儲けられる)商品やサービスがあるから。
そして、自社の商品やサービスを顧客がが求めるタイミング(購買サイクル)を把握して、顧客別に攻めるタイミングや守るタイミングを判断して、営業担当がタイムリーに顧客と接触しているからですね。
可能性を追って、力を入れていろいろやることはいいことです。新規事業や新商品が顧客に認知され、市場に浸透して黒字化するには、コストも時間もかかることも事実です。
しかし、毎期トータルで最終黒字とならなければ、会社は存続できないと思うのです。
無理なリスクテイクを続けると、収益力を低下させることがあるし、不採算が続いて全社トータルで赤字転落では困ります。
赤字続きで自己資本を食いつぶす流れとなると、本当に最悪です。
[ 更新:2019-11-07 08:33:25 ]