正常と異常が分かること、問題は解決する事!
現場改善で大事なことですが、正常に稼働していることが分かること! 正常と異常の違いが分かること!
特に管理者が、良品を生み出す条件と、不良品を生み出す条件が分かること。
こういう働きをすると、ミスやロスがなく、良品が提供できるということを体得している社員が多いといいですね。
逆に、こういう働き方をすると、ミスが起き、不良品ができ、ロス(損失)となることが認識できない社員が多いと大変です。
たまに現場を見るだけ、たまにお客様を訪問するだけで見えるものは、現場もお客様もごく一部です。
表面的な一瞬を見聞きするだけです。これでは、現場を理解したことにならないし、お客様を理解したことにはならないでしょう。継続して、繰り返して、じっくり関わって分かるものが多いのです。継続して、繰り返して、じっくり関わるのが家族であり、職場仲間です。
家族の理解が進まない人や、長年勤める職場仲間の理解の進まない人が、管理者としてどれだけ力を発揮できるのか?
と疑問に思うこともあります。
現場にはいろいろな問題が、次々と起きることがあります。
一難去ってまた一難、ということもあります。せっかく修復したのに、また同じ問題を起こす人がいたりします。これでは、上司やトップはため息をつきたくなりますね。
新人は別として、中堅ベテラン社員に、自分は専門が違うからとか、役職もないし権限もないから、自分が起こした問題じゃないから・・・という逃げ道を許していませんか?
中小企業では、部門の違いを乗り越えて、上下関係を取り払って、現場にいる一人ひとりが、頭と体を使って、問題解決に取り組まないと、現場は良くならないと思うのです。
結果無責任のメンバーが多いとか、問題に他人事のメンバーが多いと、問題は増えても減ることはないでしょう。
現場に問題が起きるということは、現場のメンバーに基本に立ち返ることを教えてくれているととらえませんか。
現場の複数の人が、身体を張って、鬼の形相で問題解決に取り組むから、現場力が上がっていくのではないでしょうか。
[ 更新:2019-11-07 08:30:22 ]