事業を継続させる能力のある人材がいること。 周りを巻きこんで事業を推進する、エネルギッシュな人材がいること。
「技術を磨くに近道なし!」という言葉あるように、マネジメント能力の習得に近道はないと思うのです。
人には誰しもその人固有の能力があると言われます。
現在生かされていない能力があるとするなら、その能力の伸ばし方を誰が見つけて、どのように指導するのか?
その能力が発揮できる場を、誰が提供するのか?
利益を生む働きをするのも人ですし、大穴(損失)をあけるのも人です。若手のエラーは実害が少ないのですが、ベテランは大きな仕事を担当するので、そこでの失敗の被害は大きくなり、仲間のカバーも大変になります。
昔のことをごたごたいうだけで、何もしない高齢社員は困ります。
未熟とか、下手と言われながらも、黙々と自分の仕事をこなす若者は偉いのです。
何かにつけていい訳や、人のせいにする人もいますが、40歳を過ぎてこれで済ませるのか? と私は思ってしまいます。
単純な雑務をバカにしたり、手を抜いたり、自分の仕事じゃないとするに人は、次に価値ある仕事はこないでしょう。
大きな夢も大事だし、使命感に燃えるのも大事ですが、日々行動し、良いことは磨き続けてレベルアップを続ける。
悪い事に気づいたら、やめるか改めるか決めて、悪いことを減らして現場が良くなり、その結果経営が良くなっていくことが多いのです。
社員の言葉を信じることも必要ですが、今までやってこなかったことは急にできるようになりません。
今まで結果を出せなかった人が、大化けしてさよなら場外ホームランを打つこともないでしょう。
[ 更新:2019-11-08 16:23:37 ]