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組織の作り方も色々です。

トップの資質や力量と、メンバーの資質や力量によって、有効な組織の管理統制の仕組みが違ってきます。

一つ目が、組織メンバーの能力が成長途上で、チームワークでは組織よりも自分（個人）を重視という場合は、トップやリーダーに圧倒的な権限を持たせた方が効果的です。

二つ目が、危険業務や保安業務、緊急避難的な場面では、軍隊的な絶対服従は欠かせないでしょう。
ただし、メンバーが指示命令を一定レベル以上遂行できるだけ普段から鍛え上げられていないと、空回りすることでしょう。

三つめは、階層階級による上位下達（トップダウン）で、結果重視の組織。昔の大企業や官庁的色彩の強い組織に多かったと思います。

最後に、中小企業の理想としては、上下関係はあるが、上司は一線で働くメンバーが仕事に集中できるように支援する組織ではないでしょうか。部下の苦手や未体験のことは、タイムリーに上司が上から補完する組織がいいでしょうね。
あくまでも吉見の個人的にですが、これは専門職集団や技能職集団には良いと思います。

私たちは理想や目標を持たないと、理想や目標に近づくことはありません。
働く人がストレスを感じない組織をつくれないでしょうか。
部下にストレスを与えない上司を増やすことはできないでしょうか。
今より社員の環境が良くなり、経営目的が達成されるなら、意思決定の裁量を担当者に持たせることはできないでしょうか。

組織の形は、メンバーの交代よっても、メンバーの発揮能力の変化によっても、弾力的に変化せていけるといいですね！

[ 更新:2019-10-20 13:41:06 ]