価格交渉力はありますか?
資本主義経済の中で、かつ私有財産制度の中で商売を営む私達。
商売は、理想は等価交換というのが商品交換経済の価値法則のはず。でも、現実は力関係や偽計などで、不等価交換を強いられる。建前は双方納得の結果と言うが、一方的な指値や脅しもないとは言えないのではなかろうか。
お互いが笑顔で納得の等価交換に持っていくには、商いの対象となる商品やサービスの持つ経済的価値に世間が認める評価があって、やっと実現するのではないだろうか。
世間とは言っても、所得水準や階層の違いでも、利益や値段相応に対する考えも違うし、何に価値を認めるかも違う。
だからこそ中小企業は、「我が社は◎◎屋で、◎◎(商品やサービスの事)で食べていく商売だ。これからも◆◆(顧客の事)と一緒に生きていく!」という姿勢は欠かせない。
その上で価格決定権を握れるかが永続のカギとなる。
価格決定権を握れないとしても、価格交渉力をタフに行えるようにならないと、十分な利益は残らない。
[ 更新:2019-10-11 14:58:21 ]