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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

ライフサイクルとPPMの実践的な使い方

中小企業が使えるライフサイクルとPPMの吉見の事例です

ライフサイクルは皆様ご存知です。導入期→成長期→成熟期→衰退期→再成長への挑戦、というサイクルです。

最近では、導入はしたものの、そのまま失速するケースがあります。成長期に進むものの、高度を上げられぬまま墜落するケースもあります。成熟期を迎えながら、強烈な競争に巻き込まれ、あっという間に失速するケースもあります。
この現実を考えると、現在衰退期を迎えたとしても、再成長への挑戦ができる会社は幸せと言えます。

自分がライフサイクルのどの位置にいるかは、比較的わかりやすいです。
私のコンサル実務では、次のようなことをすることがあります。

まず、得意先(お客様)一覧表をもとに、個々の得意先(お客様)がライフサイクルのどの位置にいるか、抜き書きします。
次に、自社扱いの商品やサービスの一覧表をもとに、個々の商品やサービスがライフサイクルのどの位置にいるか、抜き書きします。この作業をすると、これまで多くの会社がかなりの偏りがありました。
経営者のライフサイクルの位置と、得意先(お客様)のライフサイクルの位置と、自社扱いの商品やサービスの位置が、とてもよく似ている会社が多いのです。

次に、組織図をみながら社内人材個々人を、ライフサイクルの位置に抜き書きします。これらをすることにより、鮮明な気づきと、強烈な危機感が生まれることがありました。

この作業を通じて、気づきのない人や危機感が生まれない人は、次世代経営者には不向きです。

ライフサイクルに似たものとして、PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント) もあります。
こちらも、先ほどのライフサイクルの位置と同様に使ってみると、いろいろな気づきがあります。

「負け犬」とは、成長余力も乏しく、売上や利益への貢献度が低いものです。ここに当てはまる得意先(お客様)、商品やサービス、社員を固有名詞でピックアップします。

「問題児」とは、今後の可能性は楽しみながら、投資採算がアンバランスなものです。以前は良かったけれど、過去のものとなってじり貧となってきたものをここに入れる場合もあります。
ここに当てはまる得意先(お客様)、商品やサービス、社員を固有名詞でピックアップします。

「金のなる木」とは、何もしなくとも十分稼げるものです。
ここに当てはまる得意先(お客様)、商品やサービス、社員を固有名詞でピックアップします。

「花形」とは、プッシュプッシュ、費用をかけても攻めに攻めるという位置づけのものです。
ここに当てはまる得意先(お客様)、商品やサービス、社員を固有名詞でピックアップします。ライフサイクルに似たものとして、PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント) もあります。
こちらも、先ほどのライフサイクルの位置と同様に使ってみると、いろいろな気づきがあります。
「負け犬」とは、成長余力も乏しく、売上や利益への貢献度が低いものです。ここに当てはまる得意先(お客様)、商品やサービス、社員を固有名詞でピックアップします。
「問題児」とは、今後の可能性は楽しみながら、投資採算がアンバランスなものです。以前は良かったけれど、過去のものとなってじり貧となってきたものをここに入れる場合もあります。
ここに当てはまる得意先(お客様)、商品やサービス、社員を固有名詞でピックアップします。
「金のなる木」とは、何もしなくとも十分稼げるものです。
ここに当てはまる得意先(お客様)、商品やサービス、社員を固有名詞でピックアップします。
「花形」とは、プッシュプッシュ、費用をかけても攻めに攻めるという位置づけのものです。
ここに当てはまる得意先(お客様)、商品やサービス、社員を固有名詞でピックアップします。

この結果の分布をみると、またまた新たな気づきがあります。中小企業の場合、こんな応用の仕方もあるというご紹介です。

[ 更新:2019-10-03 11:11:05 ]

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