若手が伸びないとか、頼りないというけれど、自分たちも若い時はそう言われてきたと思う。
では、若手に発言の機会を、どれだけ与えてきただろうか。
若手の意見に、どれだけ耳を傾けただろうか。
若手にステップアップの仕事の場をどれだけ与えただろうか。
失敗もトレーニングの場として、どれだけ許してきただろうか。
若手に期待と願いをどれだけかけてきただろうか。
期待応えたいと頑張る若手はいる。
言ったことは必ずやる!という若手もいる。
失敗しても、次はもっと上手にやる!と挑戦する若手もいる。
いろいろな「場」を与えてきたかどうかが、今の若手の伸びの差になっていないだろうか。
今思い出して、伸びなかった部下は次のような感じだった。
・ボクの辞書に「努力と根性はない」と言い放った部下。
・知識も経験も足りないのに、やたら難しい仕事をやりたがった部下。
・メモを取らず、報告を求めても「大丈夫、大丈夫!」、締め切り間際になってできませんという部下。
・理屈でものを考えられない部下。業界の普通の専門用語を覚えられない部下。
・トラの威を借りて仕事をする部下。
部下を伸ばさなかった先輩や上司も何人もいました。
・部下の指導を全くしない人。
・部下を守らない人。
・部下を潰す人。
・部下を孤立させる人。
・部下の夢や希望を砕く人。
これで、出来が悪いとか、伸びが遅いと言われてもね・・・
[ 更新:2019-09-26 09:03:51 ]