新しいことが習得できる職場は基礎がしっかりしています。 その基礎にそって積み上げるから、途中で崩れないのでしょうね。
新しいことが習得できない職場は基礎に問題があるところが多いようです。基礎のないところや、不安定な基礎の上に無理やり新たなものを積み上げようとするから、途中で崩れてしまうようです。
成長する会社は基準(スタンダード)が全社員に浸透しています。その背景には、いったん基準と決めた以上、基準(スタンダード)は安易に、頻繁に動かしてはならないという社内ルールがあります。
社内基準(スタンダード)が全社員に浸透しない会社では、基準の変更が頻繁だったり、自分流がまかり通っているように感じます。それに疑問をもって正す人がいないことも問題なのですが・・・
こんな時に「見える化」は便利なものです。
みんなが共通認識できるように、ある事柄を意図的に見えるようにする作業が「見える化」です。
手始めは、データの取得とその分析です。
見えたことから何を把握するのか?
そのようなことが起きた理由(原因)は何か?
そこから、何をどのように判断するのか?
手を加える必要や、是正する必要があるなら、具体的な対処法は何か?
対処法の効果や、他に与える影響まで考えたか?
社内人材に「見える化」ができる人がいなければ、外部の力を借りるといいでしょう。
OJTの良い機会と思って、社内のやりたい人材が一緒に取り組んで、知恵を絞るのもいいでしょう。
[ 更新:2019-08-17 16:01:28 ]