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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

自由と契約

人には思想信仰の自由があります。

あなたの会社では、政治信条の異なる人と商売ができますか。信仰の違う人と商売ができますか。

政治にしても信仰にしても主観の問題です。自分の意志の問題です。それを黒白で区分する人がいます。好き嫌いで区分する人がいます。忌避する人もいます。違いを踏まえて交わる人もいます。いろいろです。

ビジネスはビジネスですね。扱う金額が大きくても小さくても商売はビジネスです。ビジネスは長く続けるものですから、恒久的であり持続的なものです。だから反復継続するビジネスの関係を築こうとします。

ビジネスも契約ですから、権利と義務が生じます。今の時代、契約観念の乏しい人は、ミスやクレームが起きると泥沼にはまることが多いでしょう。

話を戻して、信頼で長い関係を築くにしても、現実には取引相手も自分も年齢を重ねて変わっていくことでしょう。
人には寿命もあるし、仕事には定年があるので、世代交代により、会社は同じでもビジネスの当事者は変わっていきます。

お互いが変わっていくことがある中で継続するには「相互信頼」がかかせません。その一つが「経済行為の契約は、契約として厳守する」という一貫した姿勢です。
ギブ&テイクもあるけれど、目先の利益もあるけれど、「損して得取れ」ではないけれど、無償でできることは無償で提供する振る舞いは大事です。

トップが賢く、頭の回転がいいと、今の時代には有利です。トップが愚鈍で意志薄弱だと、今の時代のスピード感からは取り残されます。

会社組織はトップ一人で運営はできないので、社員一人ひとりがどんな働きをしてくれるかにかかってきます。

組織は人によって動きますし、組織風土によっても人は動かされます。双方が影響を与えながら組織は成長したり衰退したりしています。「経営論は組織論」という人は、このことを言っているのでしょうね。

[ 更新:2019-08-11 08:14:48 ]

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