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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

認知能力と悲認知能力

四日前の新聞を流し読みしていたら、認知能力と悲認知能力という言葉が出ていました。

認知能力とは、学力テストで測れる能力とか。履歴書に書かれる学歴や、国家資格や民間資格のあれこれですね。
お仕事によっては、資格がないと従事できないものもたくさんあります。

実務で悩ましいのは、資格があることと、資格を活かした実務ができることが、必ずしもイコールではないことでしょうか。
この点は、多くの会社が経験済みとして、採用後のOJTで先輩や上司が成長支援する会社の業績は安定しています。

「せっかく採用したけど見込み違い・・・」と嘆く会社は、成長支援の仕組みやノウハウを持たないことが多く、結果として本人の能力任せの現場となり、現場の質のバラツキが大きくなっているように思います。

現場の使用人さんやワーカーさんは、上司や先輩の指示命令の中での仕事なので、何かとバックアップは可能と思います。

管理者になっていくとか、次期経営層となると、悲認知能力と言われる部分が重要となっていくのでしょう。
例えば、忍耐力、感情制御力、協調性、率先しての協働、何事もやり抜く力がないと、管理者や次期経営者としての人望は得られないことでしょう。

最近、個人的に大事と思うことは、関わる人との間で無用な軋轢を起こさない、不快感を与えない立ち居振る舞いです。

人間関係で問題行動の多い人は、管理者や次期経営者には難しいと思うこの頃です。

[ 更新:2019-08-02 14:39:11 ]

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