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マーケティングを考える

売りたい人が分かる人もいますが、自分が売ってはいけない人が分から人もいます。

マーケティングの本に、「消費者の二歩、三歩先に行っても売れない。消費者の半歩先は評価されて売れる」と書いてあるけど、この一歩を具体的に書いてある本は滅多にないですね。
書いてあっても、過去の事例として、一歩と半歩を解説したものは多いのですが。

現在進行形の一歩二歩先とは、今年一年を見越した一歩二歩とは、商人であれば自分でつかむしかないのです。

売れたもの、売れるようになったもの、売れなくなったものは、販売実績データで分かるでしょう。

売れるようになるものは、客が立ち止まる、手に取る、評判を気にするという態度から推察できます。
売れなくなるものは、客が通過する、興味を示さない、話題にしなくなるという態度から推察できるでしょう。

新商品も、いきなり並んでも消費者にはピンとこないでしょう。

売る側や作る側のこだわりも、すぐ消費者が信じるものでもないでしょう。

慣れ親しんだ購買行動も、急に変わることはないでしょう。

見本品や試供品、お試し価格等々の「露払い」によって、次の購買の地ならしができるのです。
このステップを踏まずに、ひたすら「買って!買って!」と、販促をかけても、効果のほどは???

ヒントは意外と素朴なところにあるのかもしれないですね。

いつも買う食品が、同じ値段で美味しくなると売れ続けるでしょう。量がお得になったり、情報提供の+αが評価されると、売れ続けるでしょう。

これも、お客様が求めるもの、お客様が喜ぶものを気にしてるからできること。

[ 更新:2019-07-22 14:49:39 ]

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