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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

約束の守り方

約束厳守を基礎とする職場の秩序は落ち着いていることでしょう。

一方、約束を簡単に破る人は、会社の得意先との約束だけでなく、自分個人の約束も簡単になかったことにするでしょう。

職場の秩序を考えると、社内に居る時は、会社で働く個々人の欲求や感情に制限を加え、調整することは必要でしょう。

過去に失敗し、あるいは痛い思いをした経験があると、それに似た場面では自分の行動を抑制できるでしょう。

でも、未知の事、無知の事、未体験の事は実感がないから、苦痛を説明されても予防にはなりにくいでしょう。

商取引では瑕疵担保責任があり、場合によっては損害賠償責任もあるでしょう。取引には安全も保障されないと困るでしょうからね。

社員が故意、あるいは重過失で会社に損害を与えた時、どのように償っているでしょうか?

口約束でも契約には信義が必要でしょう。信義とは、約束を守ることであり、相手に対する道義的な務めを果たすこと。
この道義(人として守らなくてはいけない事)の感覚が、人によって大きな差がついてきたのではないだろうか?

平等、公平と言っても、人は個々人に資質にも、能力にも、得手不得手もあるでしょう。スタート地点は一緒にしても、ゴールする時は全員一緒にはならないもの。
この前提で組織の統率をどうとっていくか、経営者は悩ましいはず。

[ 更新:2019-07-16 14:03:07 ]

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