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決算期が到来前に必ず利益資金計画を立てましょう。社員への経営計画と経営方針の発表会もやりましょう。

人生にその人らしい人生設計があるように、企業にもその企業らしい経営計画が必要です。
成り行き経営では、一時的には良い業績をあげても、継続して業績が安定することは少ないでしょう。
幹部社員と一緒に中長期計画が策定されることが最も望ましいのですが、まず手始めに単年度の経営計画から取組みましょう。
計画は将来の「予測（占い）」ではないので、当たり外れの問題ではありません。「1年後にはこのようになっていたい、このような決算書を皆でつくっていきたい、そのためには今日（今週、今月）現在このように取組む」という目標です。
毎年自己資本比率を着実にアップさせていく企業の特徴は、予め明確な事業戦略を立案し、黒字を維持し、次第に積み増し、納税後の内部留保を確保していくという「用意周到組」です。
経営者の経営の巧拙で起業運の明暗が分かれます。これが現実です。
地に足の着いた計画を立てる、今日（今週、今月）の行動計画も明確にすることが大事です。

「経営の改善は人の改善、人の改善は人の心の改善」が創造経営の基本的な考えです。
月次や日時決算による迅速なチェックも当然必要ですが、経営者の願いを年次経営計画の作成を通じて理解し、上司・部下とのコミュニケーションを良くし、お客様のニーズを汲み取って自発的に仕事に携わる社員の育成があって、組織の活性化が図れ企業の成長が促されます。
　あなたの会社でも、年次利益資金計画を作成してみませんか。

[ 更新:2019-04-28 09:21:40 ]