今私のお客様でQC活動をしているところはなくなりました。残念です。
QC活動についてですが、かつて富士ゼロクス会長だった小林 陽太郎氏は次のように語っていました。
「現場にTQCを入れるということは、事業の現場で起こっている事実を正しく認識し、優先順位を明確にした上で必要な対策を講じていくこと。科学的、合理的考え方に基づいて、経営を効率化することだ。」
ここで、3現主義(三現主義)を思い出しましょう。3現主義(三現主義)とは「現場」「現物」「現実」という、三つの現の事です。
私が生産管理の実務の先生に教わったのは、
何か起きた時には、
すぐに「現場」に足を運び、現場で何が起きているのかを、自分の五感で確認する 。
当然ですが、機械は停止させ、関係者は集合させる。
そして現場にある「現物」を手に取り、どのような状態となっているのかみんなで確認する 。
起きた「現実」をこの目で見て、今現場でできることは何か、これから現場ですべきことは何かを考えて、その場で実行できるものは即7実行する。
間違えても、現場を止めたまま、会議室に行ってはいけない、
というものでした。
[ 更新:2019-04-15 15:27:23 ]