日本経済新聞のコラム春秋(2009.10.18掲載)を参考に
創造経営的な表現では、「人に性格があるように、企業にも性格があります」と表現します。
10年前の日本経済新聞のコラム春秋では「良い組織には良い職場感情がある」とありました。
職場感情を4つに表現すると、まず、イキイキ、次にあたたか(ぬくもり)、そしてギスギス、最後に冷え冷えとなるとんこと。
職場がイキイキと活性化し、職場の雰囲気があたたかの併用が最も望ましいいのは当然ですね。
ギスギス、ギクシャク+冷え冷えとなった職場は危険だと書かれていましたが、本当にそうですね。これでは朝、会社に行くのが憂鬱になります。
このコラムでは、ライフサイクルに合わせてみています。
まず、導入期から成長期に当たる起業直後や急成長期には、高揚感にあふれるイキイキ職場がいいだろう。
成熟期には、温かさに慣れ過ぎて、次第にぬるま湯になっていることに気づかぬことのないように注意しよう。
衰退期は転換期!今までの常識が通じなくなる時だから、いろいろ試しても壁にぶつかる。右肩下がりが止まらないと、社員はリストラに怯え疑心暗鬼となりやすい。こうなるとギスギス+冷え冷えとなりやすい。
この突破口は、中小企業の場合、皆がトップ主導の革新(イノベーション)に何らかに形で加わり、これからどの方向の、どのように進むのか目標や目的が共有されることがポイントとなる。
当然上司や仲間への信頼が大事なカギとなるがどうだろう。
[ 更新:2019-04-08 15:53:40 ]