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中小企業である私たちがすること

中小企業や零細事業所は、合計すると全国で400万以上もあるといいます。

その中で技術革新を起こし、ベンチャーとして歩めるのはごくわずかと思います。
私がこれまで40年の会計事務所勤務時代も現在のコンサル経験でも、そのような会社は数社にとどまります。
確かに中小企業は非効率な部分はあるし、合理的ではない部分があります。

その原因は、一つに「同族経営のため外部からの規律が働かず、業績が悪いまま存、続する」ということがありますが、これは大企業にも見られますね。これからは業績が悪いまま存続できる会社は少なくなっていくことでしょう。
次に「将来性はあるのだが、後継者に恵まれず廃業している」というのですが、本当に将来性があるなら後継者は出てくるし、事業を譲り受けようとする企業も現れるし、廃業後その市場に攻め入ってくる企業もあります。

個人のたんすの中の衣類の交換のように、「成長性の高い企業を参入させ、将来性のない企業を退出させる」ということは機械的にはできないし、現実に目に見えて起きてもいないでしょう。
その流れを起こそうとする力があることは否定しませんが、ゆっくり進みながら、ある時急流となっていくのかもしれません。

今の段階で、中小企業である私たちがすることは、これからの10年を見据えて存続(生き残り)をはかり、強みのある本業を核に再成長することです。
創業30年以上の歴史のある企業は、特徴として粘り強く改善や改良をしてきた歴史を持っています。それが画期的かどうか先進的かどうかは別に、常にイノベーション(自己変革と自己成長)を行ってきたから今につながっていることは誇っていい事です。

[ 更新:2019-04-08 15:22:14 ]

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