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振り返ると、私はチャンスをつかむのが下手だったようにおもいます。

世の中は本当に常に変化していますね。それに速くもなってる感じです。
その変化に敏感に気づく感受性豊かな人がいるし、変化に上手に折り合いをつけて対応する人がいます。
現場ではそういう能力を持つ人が複数いると、とても力強い存在となります。

普通の人間というのは自分が大事だから、自分が関係することは良く見るものです。
他人事ではなく、自分にも関連してくるという思いで全体を見ると、何がハッキリ見えてくるでしょうか。

トップは現場に出て、顧客や取引先の反応を肌で感じ、現場スタッフともしっかり話し合い、経営の意志決定に活かすといいのです。

固定観念のない良さというものもありますね。
私と同世代で30代からぐんぐん伸びた人には次の特徴があります。いいと思ったことは、すぐ飛びつきやってみる。
そして次はどうしよう、今度はここをどう直してみようかと、実に楽しそうに試行錯誤を繰り返していました。
子供のように目の前の事に無邪気に夢中になり、常に次の夢を楽しみながら求めていました。
自分がなりたいことを思って、自分がなれると信じて疑わず、その実現に努力を惜しまなかった姿が思い出されます。
彼は初めてのことは失敗が普通と思っているから、小さな失敗も隠さずオープンにするから、アドバイスをしてくれる人が次々と現れのです。毎回素直に教わるから、さらにいいものが教えられるという好循環が生まれていましたね。
そのベースには、彼のさわやかな明るい挨拶と欠かさぬ報告がありました。
この礼儀正しさが生活の基本にあるから無理がない。
今思い出しても羨ましいですね。

[ 更新:2019-04-08 14:23:24 ]