行動(面談量と面談回数)重視 → 顧客満足に敏感 → 企画提案型または顧客要求充足型 → 上司からの権限移譲(自由裁量権限を持つ)
・個性が強く、多くは転職組
・できることとできないこと(得意と不得意)の落差が激しい、販売面では勘が働くし度胸もいい
・何を考えているか、本音が分かりやすく、ハングリー精神があり、実利に敏感
・自分が良いと思ったことはまずやってみる、ダメなら戻せばいい、ダメ元、結果勝負と思っているから決められたルールは軽視しがち
・利益の薄い取引があっても全体でノルマが達成していればいいと割り切る
・個人プレー(一匹狼)を好むが日報や文書報告、PCは苦手
・したたか、転んでもただでは起きない、粘れる
・手続きや形式にはあまりこだわらない(縛られたくない)
吉見なりにまとめてみると、次のようになる。
営業成績不振者は、長時間労働だが、移動時間も多く、事務作業時間も長く、その分顧客訪問前の準備時間も実際の顧客訪問(面談)時間が少もない。成績不振者の勤務時間はだいたい一緒。
成績優秀者が、必ずしも模範的営業スタイルを取ってはいない。しかし、個性的な営業スタイルは持っている。勤務時間もバラバラであるが、自分なりの集中する時間帯がある。成績優秀者「行動重視(顧客との接触重視)」及び「顧客満足に強い(顧客要求の察知力が高い)」。
営業に伴う作業量の多寡と、営業成績は相関関係が見られない。営業成績優秀者は、販売事務作業量も多いし、納品回収等の販売付帯業務も多くなるから、無意識ながら合理的行動、効率的行動のレベルが上がっている。
年齢による営業成績も、転職採用後の勤続年数と営業成績にも相関関係が見られない。個人差があるだけ。
[ 更新:2019-03-30 14:32:39 ]