「自己実現」という言葉ですが、どのように使っているでしょうか?
若手の退職理由に「やりたいことができないから…」「やりたいことが他にあるから…」というのもありますね。
会社という営利組織は、若手の入社するはるか前から存在して今に至っているので、若手のために会社が存在しているわけではないのですが、この点の噛み合いの悪さが起きることがあります。
「自分が成長できない」とか「先輩上司を見て、ああはなりたくないから」という理由で辞めていく若手もいます。
では起業を考えるか?と言うと、実際に起業をする人はとても少数です。
自己実現も自己成長も、自分が分かり、組織が分かるようになって、自分を活かしながら、自分に期待される役割を果たし、それが会社への貢献度ありと認められて、自分の考える自己実現につながる場面を与えられ、自己成長につながる投資の対象となっていくと思うのです。
起業の場合には、商品と市場が分かり、顧客との濃い関係性という質と顧客数という量も必要になります。
起業に限らず新規事業も、顧客目線で商品が分からないと苦戦します。競争相手を含めた市場が読めないと苦戦します。
既存客の量が足りない場合や、既存客との関係性が希薄だと苦戦します。
自分ができることは何か?
自分たちができることは何か?
自分や仲間に求められているとこは何か?
自分も仲間も顧客も生かしながら、理解・納得・信頼・感謝の道を極めていくのが商売の道と思うこの頃です。
ですから問題や課題を解決していく道を歩む人は、自己実現や自己成長につながる道を歩むことでしょう。
逆に、ミスやクレーム、ロスや赤字を繰り返しつくる人は、3年は我慢をしてもらえるでしょうが、3年でミスやクレーム、ロスや赤字を卒業できないと、次第に相手にされなくなっていくことでしょう。
[ 更新:2019-03-24 10:47:33 ]