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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

問題発見能力を考える

社内での問題発生の原因をいろいろとあげてみます

業績(成果や利益)が、当初の目標や年間予算に到達していない時は問題です。
設定された目標や年間予算が実力にそぐわず不適当な場合も、達成される見込みが当初から薄いですから問題です。

これらの問題を前にして、「問題解決能力を優先」してスキルアップしてきたでしょうか?
そして、その仕組みは今も機能しているでしょうか?

義務教育や高等教育を受けて、漢字や文法を覚えて、文章を正しく読み取り、仕事で必要な文章を書けると思い込んでいますが、 現在の社員の実務での読書き能力は及第点ですか?

四則計算が正確に行え(検算も含めて)、仕事で与えられた数学的な問題を解くことができると思い込んでいますが、 現在の社員の計算能力(電子機器の活用力を含めて)は競合他社と比べて及第点ですか?

社会科や理科の授業で社会人としての基礎知識を増やし、その上で工具や道具を使って物を作る、帳簿をつける、データや文書を作成するという、一種の器用さを身に付けてきたと思い込んでいますが、 現在の社員の職業人としての基礎スキルや年功を考え場合、本当に及第点ですか?

勤続年数の長さに比例して職務知識の記憶量を増やし、職務経験の積み重ねによって職務スキルのレベルアップが行われてきたと思い込んでいますが、 現在の社員の勤続年数と職務スキルのレベルアップは適切な比例関係にありますか?

OJTや社内訓練によって社員の熟練度を高め、経験済みの問題解決能力を高めてきたと思い込んでいますが、 現在の社員に対するOJTや社内訓練は有効ですか?

思い込みにもリスクがあることに気づきましょうね。

[ 更新:2019-02-20 15:18:11 ]

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