営業に携わる人は、まず印象に残り、何かの折に思い出してもらえ、困ったときや悩んだ時に相手から連絡をもらえる人がいいですね!
「売れる営業マンのタイプ?」とか、「売れる法則は?」と訊かれることがありますが、残念ながらパターン化されたそのようなものはないですね。実際にそいういうのがあれば、みんな売りに悩まなくて済みますが、現実はそんなにシンプルじゃないようです。
でも、「こうしたら売れなくなる!」というのはあります。相手に嫌われたら売れません。商談もさせてもらえませんし、会ってももらえません。自分が嫌われていることに鈍感な人は、低空飛行のままで、大きく上昇することはないと言っていいでしょう。
印象の残し方は様々です。
威勢の良さで記憶に残る人がいます。 服装や表情やジェスチャーの派手さで記憶に残る人がいます。派手さは、華やかさであったり、人目を惹く奇抜さであったりするでしょう。
ひょうきんさが好まれる人もいます。こだわりのないさっぱり感は好かれますね。加えてさりげなく笑いの取れる人は、どこでも人気者になります。
売込みや押し売りは嫌われますが、商品やサービスの良さを、顧客の立ち場に立って分かりやすく説明できる人は、宗教の教化伝道に相通じます。何でも一旦相談される人になると、良いですね!
自分の個性を生かしながら、相手の好きなことや興味を持っていることの話題が豊富な人は、次に会えることを楽しみに待ってもらえます。話し方の上手は関係なく、自分が本当に好きで話せるか、心を込めて話せるかが大事でしょう。
相手が知らないことを、生活の知恵みたいにさりげなく教えられる人も、待たれる人です。
慇懃無礼な儀礼(形式)尊重の人は怪しまれますが、場にあったマナーを使い分けられる人も好感を持たれます。
忙しすぎる人は覚えてもらえないし、声をかけてもらえません。だって、お客様にとって肝心な時に役に立たない人(セールス)は不要ですから。
仕事に忙しいことが何年も続くと、知らず知らにいろいろなことを忘れ行きます。
季節の移ろいを忘れ、過去を忘れ、地域を忘、親や実家を忘れ、昔の友人や知人を忘れていくでしょう。
自分がドンドン忘れて行きながら、自分に都合の良い商談を待つのは、甘えであるし、顧客をばかにしていませんか。
高じて家庭を忘れ、自分も忘れてい行く(見失う)ようになると、救いはないかもしれません。
まだ一月初旬です。忘れていい事と、忘れたは行けないことの整理整頓をして、仕事始めの日を迎えませんか。
[ 更新:2019-01-04 14:39:38 ]