会社という組織は、複数の人間が協力し合うことによって、個人の限界を克服して、より良い成果物を獲得して、分かち合う仕組みからスタートしたはず。
複数の人間がいながら、積極的にコミュニケーションも取らず、自発的に協力もしないとなるとどうなるだろう?
感情のもつれや誤解はマイナスに作用するでしょう。
自分の限界のハードルを下げ、できるだけ楽に楽に仕事をすればいいと考える人が増えるとどうなるだろう?
成長するなら喜ばれるけれど、劣化するのでは周りが迷惑するでしょう。
より良い成果物とは良品であり、顧客満足の商品やサービスの提供だけど、良品の判断基準が顧客満足の観点ではなく、社員の自己満足の観点になっているとどうなるだろう?
「話し上手より聞き上手」という言葉があるように、顧客の声や声にならない気持ちを察し、商品開発や商品説明、生活提案につなげる工夫は欠かせないですね。
仕事では利益と資金(キャッシュ)回収は必須です。これがないと、分かち合えないから。
映画も舞台も、良いシナリオがあり、良い役者に恵まれ、良い演出家がいて良い作品になって行くでしょう。
経営では、十分練られた今期の経営計画があり、行動力と知恵のある社員がいて、社員を活性化させる管理者がいて経営成果になるものではないでしょうか。
[ 更新:2018-11-27 06:43:38 ]