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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

部下育成→一緒に考える

部下と一緒に考えていますか?

部下の成長支援を考えると、「教える」ことは必要です。
では、どのように教えているでしょうか?
教える目的は伝えているでしょうか。
相手が理解・納得できるように教えているでしょうか?
復習できるように、プリントを配るか、必ずメモ(記録)を取らせているでしょうか。
覚えるまで何度も繰り返し、教えているでしょうか。
詰め込む教え方もあれば、染み通る教え方もあると思います。

教えた後、実務で活かせるように、応用ができるように、一緒に考える場があるでしょうか?
その「場」は、会議やミーティングの場でもいいですし、朝礼や終礼の場でもいいでしょう。連絡報告相談の場でもいいでしょう。何でもOJTの場面とすると良いのです。

問題発見や課題解決の仕方を、一緒に多方面から考える、一緒に具体的に考えることを、上司の体験事例をもとに学べると効果的です。

例えば、販促の採算(費用対効果)を考える場合、次のようなシミュレーションをしているとOK!

売上高はどうなる?
販売個数は?
売上が想定通りの場合、在庫と仕入、配送のバランスは取れるのか?
原価は維持できるか?
資金は問題が無いか?
担当者の負担感や疲労感はどうなる?
販促の達成向けての当事者の本気度は?
他部門の認識や協力度合は?
読みがはずれた時はどうする?
個々人が事前にこれらを考える時間や、担当メンバーでこれらを話し合う時間は十分か?

何かあるたびに、このようなトレーニングを積んでいると、マネジメントセンスが知らず知らずに鍛えられます。

これが毎回トップダウンですと、部下は思考停止の作業員のままとなってしまうでしょう。

[ 更新:2018-10-21 09:08:56 ]

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