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「指導」とは、ある目的に向かうべく、教え、導くこと。

では会社での「指導力」とは？
指導力の内容は色々とあると思うけれど、自分が関わる人たちを、設定された目的達成に向けて動かしていく能力というのもあるでしょう。

相手は時と場合によって、先輩や後輩及び同僚、時には上司や出入り業者となることでしょう。
彼らに向かって、自分の考えを理解してもらい、納得してもらい、時には理屈抜きに動いてもらい、理想は喜んで働いてもらえるようにする力が会社での「指導力」。
仕事だから、命令だからを超えて、いろいろな年代の他人を、「喜んで働く」ように持っていけるなら、素晴らしいことではないだろうか。
多数の人を、一つの目標達成に向けて、一定期間協働させるのは、実務では本当に優れた能力となるでしょう。
肩書や地位や年齢だけで、長期間にわたり安定した協働を引き出さすのは難しいものです。

というのも、自分の方が年長で、経験を積んでいながら、部下や後輩を動かせない人っていませんか。
同僚も、同期入社の同じ部署の人もいれば、他部門の人もいます。特に新しい仕事をやろうとするときは、社内の自部門だけでなく、他部門の同僚を動かして巻き込める人が、好成績を残すことが多いのではないでしょうか。
加えて上司も積極的動いてくれると、仕事は良い方向に加速するのではないでしょうか。

[ 更新:2018-10-15 12:19:38 ]