仕事に必要なことは、学び→記憶し→試し→工夫し→継続し→無意識でできる、というステップを踏んでいると思う。
経営者であろうとする人やプロ(その道のスペシャリスト)になろうとする人は、何事にも貪欲になるから、常に真剣に自分なりの取組をするから、上記のステップも早く、深く進める。
成長しない人は、学ばないし、学んでも覚えないし、自分から進んで試行錯誤をしないし、続けないから身につかない。
そのような人に対しては、仕事にどうしても必要な知識やスキルは、何らかの強制力が必要ではないだろうか。
「机のないところで得た知識は忘れない」という言葉があるけれど、これは座学やOff‐Jtの否定ではなく、自発的に積極的に外に出て行って、真剣に学ぶものは、早く自分のものとなるという意味と思う。
これくらいで良いと思う人と、もっともっと良くしようと思う人の差がある。
現実に埋没し安易に妥協する人と、現実を踏まえて理想に近づけようとする人の差がある。
目先だけの人と、遠い先を見据える人の差がある。
従属的な人と、主体的な人との差がある。
つぶしのきかない人と、柔軟で応用力にあふれた人の差がある。
どちらの人になるのか、結局は自分が決めているのではないだろうか。
自分はどんな姿で仕事をしているだろう?
生きいきと、楽しそうに仕事をしている人。嫌々、仕方なしに、仕事をさせられている人。
会社のために仕事をしてやっていると、自分では思っている人。感謝の気持ちで、この仕事をさせて頂いていると受け止めている人。
人の心や気持ちは見えないけれど、その時、どんな表情や雰囲気で仕事をしているかは、誰でも観察することができるのではなかろうか。
サラリーマンには定年があるから、定年までの腰掛仕事と想うか、今の会社には定年はあるが自分の仕事に定年はないと思うかの差は大きい。
人生に定年はない! 死ぬまで人間としては現役だから、明るく元気に、楽しいと感じることを増やそうとして行きたい。
[ 更新:2018-10-15 08:07:46 ]