仕事柄、お客様の新事業は、早く軌道に乗って欲しいと、切に願う。
軌道に乗るとは、順調に進むこと。
新事業の当初の赤字から黒字転換し、先行投資が回収できて、会社の収益の柱になって行って欲しいと願う。
新事業の立ち上げに当たり、成功と思える地点までの軌道をどうイメージするといいだろうか。
汽車や電車の線路も軌道という。汽車や電車をを、走らせるには、レールを敷く路線目標がいる。そして、投資⇒資本調達⇒土地の取得からレールや駅舎の施工⇒営業運転⇒採算管理⇒回収というマネジメントが必要になる。
営業運転だから、乗客がいなければ採算に乗りようがない。
自分の能力と、市場(乗客=顧客)を読んでの投資採算の軌道設計と営業の同時進行ができると、新事業も立ち上がりが良い。
市場(乗客=顧客)を読むより夢が先、開業前の営業がないまま施工に没頭し、運転開始後に営業を始めると、かなりの苦戦をする。
自分の能力の把握と、自分の人脈とこれまでの自分の顧客を踏まえて新事業に着手すると、早く軌道に乗ることが多い。
[ 更新:2018-10-14 09:44:33 ]