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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

不完全な自分がする仕事

今日は10月6日。10月も1週間が過ぎようとしている。毎日が早い、早い・・・

こんな中で完璧や完全を求めても、自分は完璧でもなければ完全でもない。不完全な自分が、「現状ではこれが完璧」と思うところ、「今はこれで精いっぱい」というところで、一旦妥協するしかないのが実務かもしれない。

自分が年齢を重ねるたびに、自分が知っていることよりも、知らないことの方がはるかに多いことを実感し、自分ができることはほんのわずかで、圧倒的にできないことの方が多い事を実感する。
そこから分業の必要性や分業の合理性を知り、ネットワークの相互活用が結果的に自利利他となって行くことを学ぶ。
ただ、自分に期待された役割や担当した仕事の品質の保証が不十分では、分業は機能しない。

何かやるにしても期限(〆切)があるから、自分が集めることができた限られた情報やデータ、資料をもとに、自分なりに意志決定をするしかない。
完璧な情報やデータ、資料を求め続けていたら、いつまで経っても意思決定はできないから、前には進めない。
自分の会社の上下左右の人間関係を見て、上司が完全でないとか、同僚に能力のバラつきがあるとか、部下に任せきれないとか言っていては、組織としての仕事はできない。

不十分な情報と、不完全な上司と、能力にバラつきのある同僚と、今一つ頼りない部下達とのチームワークの中から、何かが少しでもステップアップして、理想や完全に少しづつ近づくようにしていくのが大人の仕事と思った方が良さそう。

[ 更新:2018-10-06 15:08:16 ]

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