ところで、皆様の会議では、活発に意見が出ますか?
指名すると発言があるとまだいいと思うのですが、「別にありません」「特にありません」「同じです、もう言われました」というような、「意見なし!」のケースをどう扱っていらっしゃますか?
確信犯的に、「意見は絶対言うまい」と決めている人もいるでしょうし、「言っても無駄」というあきらめの人もいることでしょう。
自分は自分の仕事を全うする覚悟があれば、それでいい人もいることでしょう。
問題は、現在の居心地の良さやぬるま湯につかって、無責任となって当事者能力のないままの人を放置することです。
的外れであろうが、少々ピントがずれていようが、会議の場で指名されたなら、自分の言葉で自分の意見を言わざるを得ない会議運営をされた方が良いですよ。
そうでなけらば、思考停止社員を増やすことになり、依存体質が強まりますから注意してくださいね。
会議での言動は、仕事の厳しさや甘さに繋がっていきます。
会議で傍観する人は、仕事も無責任となる可能性があります。
会議で決まったことを実行しない人は、会議に参加していないのと同じことです。当事者意識がないのですから、決定事項が守られません。そういう人は、所詮他人事なのです。
上司からの強制力がないことで、自分がやりたくないこと、自分が面倒なことは無視する社員を放置しておいて、良いことはないはずですよ。
社長は「我社はどうあるべきか」熱心に語っているはずです。
それを受けて、部門責任者は「自部門はどうあるべきか」考えて、部門のメンバー個々人が「自分はどうあるべきか」自分でも考えて、個と全体がつながるように行動目標として設定する流れができないと、会議の質も行動の質も高まりません。
色々な細かな約束事が生きる職場もあれば、色々な細かな約束事がなかったこととされる職場もあります。
その違いはどうして起きるのでしょうか?
社員が自分の役割に応じて会社に貢献する意識があるでしょうか?
規律遵守の働き方が上から下まで徹底されているでしょうか?
例外がどこまで許されているでしょうか?
明日の3連休明けの出勤の様子や、朝の仕事着手の段取りにも、社員の心理が現れているはずですよ。
[ 更新:2018-09-17 15:07:21 ]