ルールとは規則、規定、決められたことという意味ですよね。 組織にもスポーツにも生活にもルールがあります。
よく知っているルールもあれば、知っているつもりでもうる覚えのルールもあれば、誤解や錯覚しているルールもあるのが私です。
例えば、右側通行みたいに、あった方が面倒が減って便利というルールもあります。
話を仕事にかえて、「生産」することを考えます。生産に当たって生産計画を立てます。この生産計画に従って生産に従事する社員の働きを統率する必要があります。そのためには意図した生産物が正しく出来上がるためのルールが必要です。
誰かがこのルールをつくり、生産に従事する社員はそのルールを守る約束で働きます。
そのルールを毎日守ることで、原価管理・工程管理・納期管理・品質管理等々が全うされます。ルールを守らない社員がいると生産計画に支障が出ます。ですから意図的な違反者には何らかの制裁が与えられることもあるでしょう。
会社には多くのルールがあります。取引先との契約書、就業規則、作業手順書、業務マニュアル、業界の諸法令・・・
これらをしっかり読んで記憶している社員はどれくらいいますか?
全く読まない社員や、気にしないで働く社員はいませんか?
内容が理解できない社員にはどうしていますか?
ルールをつくることも大事です。せっかく作ったルールを速やかに順守できる組織をつくることはもっと大事です。
そのためには連結ピンとなる管理者やベテラン社員の存在が欠かせないと思うのですが・・・
[ 更新:2018-08-19 10:29:06 ]