創造経営コンサルタント吉見 - head

経営コンサルタント吉見からのお知らせ

仕事のバランス

自分は仕事で何をやりたいのか、ハッキリさせることは良いこと。

自分が得意な仕事は何で、実際にそれでどれだけ稼いでいるのかクールに認識できないと、ただあれもやりたい、これもやりたいでは自己実現の夢に溺れるだけ。

可能性を信じて頑張ることは称賛に値するけれど、実務では着手してから3年後には黒字化が見えてこないと問題あり。
だって、趣味でやってるわけじゃないし、慈善事業でもないでしょ。

最低限、赤字を補填してくれている黒字部門に感謝の気持ちは必要です。
感謝の言葉も気持ちもなく、「俺はこんなに苦労しているのに、既存部門は気楽なもんだ」「まだ協力が足らん」という態度で、3年経過しても赤字が止まらなければ、普通の人は素直に協力する気にはならないと思いますよ。
新規事業には、トップの不退転のバックアップと、新事業に一緒に取り組む補完者が必要な理由がここにあります。

仕事で一番大事なことは、自分は顧客から何を求められているのかを把握する力。
これは、社内の上司や職場仲間が、自分に何を求めているかの認識力に現れることが多いのです。
そして家庭では、親子や夫婦の関係で、自分へ投げかけられている期待の認知度にも現れます。

このピントが合わないと、期待外れになります。小さな親切、大きなお世話にもなります。
必死に頑張っても、空回りとなることも多いでしょう。
相手の機嫌を損ねると、「やって欲しいことはさっぱりやらないで、余計なことばかりやる!」と言われかねません。

やりたいこと、できること、自分への期待への対応とのバランスが取れているのか、毎月一度はチェックするといい。

[ 更新:2018-07-14 16:01:41 ]

その他の記事
記事のインデックスに戻る
ページのトップへ
創造経営コンサルタント吉見 - foot