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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

ダウンサイズ経営

売上は大事。 でも売上の伸び率以上に粗利の伸び率を高めようと努力すること。 そして、経常利益の伸び率がもっと大きくなることが正しい目標と言っています。

これを「ダウンサイズ経営」と言ったり、「損益分岐点の位置の引き下げ」と言ったりしますが、シンプルに言うと「今までよりも少ない売り上げで、今まで以上に利益を増やす」ということです。
無理に専門的な言葉を覚えることもないと思います。

適切に成長し、徐々に収益力が高くなっていくことを目指して欲しいだけです。

今回は「自社の現状認識」の仕方です。

まず自社の損益分岐点売上高(損益ゼロ=収支トントン、赤字でもないけれど黒字でもないという理屈の上での計算上の売上高)の把握をする。

<計算式> 固定費÷限界利益率

ぴんと来なければ、皆様の顧問会計事務所にお聞き下さい。
親切に教えてくれるはずです。

個々でのポイントは、現在進行形で固定費の増減、限界利益率の変動を把握して、損益分岐点売上高がどう変化するか試算する癖をつけることです。
営業担当者にこの能力が備わると、交渉力が強くなりますよ。

現在の営業方針のままで、何も手を打たないとどうなるか、3年後、5年後、10年後をj分なりに具体的に考えて見る。

3年後、5年後、10年後の自社社員は、どんな姿形や年齢構成になってるだろう?

3年後、5年後、10年後の得意先は、今と同じ取引を続けてくれるだろうか?
・倒産や廃業による減少の可能性はないか?
・新規獲得は順調にいくだろうか?

3年後、5年後、10年後も仕入先や外注先は、今と同じレベルでの取引は可能だろうか?

3年後、5年後、10年後も、現在の取り扱い商品やサービスで、顧客満足は維持でるだろうか?

3年後、5年後、10年後に、地域の同業他社はどうなっているだろうか?

3年後、5年後、10年後に、異業種からの業界参入の可能性はないだろうか?

これは、最低年一度はじっくりと取り組んでいただきたいことです。

[ 更新:2018-05-05 14:40:55 ]

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