経営者のたくさんある仕事の中に、「利害調整力」もあれば、「バランス力」、「調和力や調整力」もありますね。
例えば、適正人員を考える時には、社員数という量の問題もあれば、社員の職務能力という質の問題もありますし、その両方と言う場合もあります。
設備も生産能力に対する稼働率の妥当性もあれば、需要に対する生産能力の問題、顧客ニーズに対する生産品質との調整もあります。
有利子負債も、借りることができるということと、借りた後に計画的に返済する事ができるかどうかのバランスもあります。
「売る」といっても、只売ればいいというものではなく、顧客満足を得て、経費を払って、特に社員が納得する給与を払って、なおかつ税引き後利益が残るようにコントロールすることも経営者の仕事です。
これらをこなしながら、自分も社員も生きがいや働きがい持ち続けるようにするのですから、経営者という仕事は本当に大変です。
対立やトラブルを抱え込むと、本当にやりたい経営はできません。敵対関係はとんでもないことです。
理解、信頼、感謝で、常に前向きに合意を形成を続けられる人が、安定し持続する経営をつくっていくのです。
明るくて、好奇心が旺盛で、ヴァイタリティにあふれて行動する人が運にも恵まれています。
だって、正確な将来予想は誰も出来ないのです。
自分を信じ、社員を信じ、顧客を信じ、頑張って行きましょうね。
[ 更新:2018-04-29 17:12:09 ]