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「金利」について

黒字を続ける経営者は金利の金額や金利の利率にすぐ反応する方が多いです。

金利の金額や金利の利率に無頓着な経営者は、なかなか黒字経営ができず、ご苦労をされています。
サラリーマンは、毎月の支払金額は気にされますが、金利の利率や金利の支払総額には無関心の人が多いという印象を受けます。
私の若い頃もそうでした。

以下、住宅ローン比較ラボの住宅ローン返済額早見表から抜粋します。
仮に借入する元本を3千万円とします。負担する金利率を2%としましょう。
この前提の場合、20年返済の場合、ボーナス払いなしの毎月の返済額は約15万2千円で、元利込みの返済総額は3659万円と試算されています。20年で支払う金利額は659万円です。

最近多くの若い人が選ぶという35年返済の場合、ボーナス払いなしの毎月の返済額は約9万9千4百円で、20年返済と比べると毎月52600円も少なくなります。しかし元利込みの返済総額は4174万円と試算されています。
35年で支払う金利総額は1174万円にもなるのです。

短期返済であれば目立たず、気にならないかもしれませんが、元本金額が大きくなり、返済年数が長くなると、金利の負担額は莫大です。
自分が毎月支払える金額も大事ですが、金利の節約も意識するといいと思いませんか?
私の若い頃は、住宅ローンの金利率も6~8%と、今と比べるとはるかに高く、いかに一年でも早く返済しようかと悩み考えたのですが・・・・・

ついでに「買取とリース、どちらがよいか?」 この質問に対する模範解答は、ネットにたくさんあるので、ここでは省きます。

以下は手元資金が潤沢な会社を念頭に置いています。
仕事を通じて見えることは、「耐用年数を超えて機械や車を使う」という事業では、買取が圧倒的です。
機械の場合、大きな修理の際は必ず改善や機能アップを付け加えるところもありました。
車の場合、大きな修理期間に代車や予備車がないと、販売機会を逃す恐れもあるので、その点は注意事項です。
パソコンやコピー機のように、短いサイクルで新モデルが出て、その際の機能アップが著しいものは、リースを選択される会社多いですね。
その場合も、買取の場合のトータルコストと、リース期間のトータルコストを比較することは当然とする会社も多いです。
この様な会社では、銀行から融資を受ける場合の金利率と、リースの金利に相当する費用を比較する事も普通に行っています。
会社の経費だからこそ、絶対無駄には使わないという姿勢ですね。

[ 更新:2018-04-15 10:42:54 ]

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