売上債権=売掛金+受取手形
会社都合の資金繰りを考えると現金販売がベストです。
実務では多くが商慣習で、例えば月末〆切で翌月中に支払というサイクルかと思います。
私のお客様も、請求書が到着次第お支払いくださる奇特な方から、その会社の決められた支払日(10日、20日、25日、月末など)に確実に送金して下さっています。
お蔭様で現在回収遅れはないので、大変助かっています。
そうは言っても、貸し倒れの(回収できなかった)経験はあります。私だけが例外ということはありません。
売上債権回転期間というものがあります。
これは商品を販売してから売上債権を回収するまでにかかる期間を月数または日数で示した指標です。
計算式の説明はここでは省きます。
売上債権回転期間は、その期間(月数または日数)が短ければ短いほど現金化が早いことを意味するため、短い方が良いとされます。
売上債権管理は、本来は取引先個別に管理すべきものですが、この数字を毎月見ることで、債権の回収状況全体の妥当性を把握することができます。
この指標に異常が生じた場合には(回収期間の月数や日数が毎月延びていくなど)、すぐにその原因解明を行い(どの得意先に回収遅延が起きているのか、それはどの社員の担当なのか)、経理部門と担当者が一体となって迅速に対応していくことが重要です。
[ 更新:2018-03-27 17:10:52 ]