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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

商品や得意先の成長性や収益性、競争力を把握してるかどうか?

2月の苫小牧での経営ゼミで扱ったことです。

 商品別・得意先別に売上高の構成比を把握していますか?
 商品別・得意先別に限界利益の構成比を把握していますか?
 商品別・得意先別に経営資源の投入費の構成比を把握していますか?
*ここで言う「経営資源の投入費」とは、投入人件費(そこに掛かる手間暇)や固定資産の使用頻度、商品化や新規開拓のための研究開発費などです。
これら三つの比率はイコールにはなりません。
これらを眺めて、グラフにしてみて、過去数年の推移を見て、どう解釈して、今後の方針を決めていただくための手法です。
全体のバランスがとれているといいのですが、不調和(アンバランス)があることも読み取れるはずです。

加えて、商品や得意先の現在のライフサイクルの位置を推測してみることも勧めています。
成熟期にあるもの、成長期にあるものもあれば、導入開発期にあるもの、停滞期や衰退期にあるものがあります。
これらの現在の構成比と、3年後、5年後の構成比を予測して欲しいのです。
これらの情報を整理することで、これから、誰が、誰に対し、何をしなければいけないのかが、ハッキリしてきます。

同時に競争他社との比較ができて、現在の自社の位置が分かっていると良いですね。
右肩下がりの会社は、競争の中でに自社の位置が分かっていないことが多いものです。
中には見たくないし、分かりたくないところもありますが、それでは衰退する一方です。

これは社員の実力と成長余力や成長の可能性にも言えます。

[ 更新:2018-03-19 08:55:10 ]

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