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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

経営は突き詰めると、人の問題とお金の問題

お金を生む働きをするのも人ならば、お金をどんどん減らす仕ををするのも人です。

人の働き方のできや不出来が、まわりまわって会社の財務状況をつくって行きます。

給与は生活給の一面はありますが、会社にとっては人財投資です。
年俸300万円の人が40年勤続すると、固定給と仮定しても40年の累積給与総額は、1億2千万になります。
年俸400万円の人が、中途入社で35年勤続で、累積の給与総額は1億4千万円です。
平均年俸500万円の人が、中途入社で30年勤続で、累積の給与総額は1億5千万円です。
これに法定福利費や厚生費等が加算されると、会社の負担は概算で2割増しとなります。
かなり大きなな金額になっていると思いませんか?

「給料分働く」だけでは会社は利潤が増えません。
給料を上回る稼ぎのできる社員の割合が多くて、安定黒字となります。
自分の給料以下の仕事しかできないヒト(そんなことに無理解無関心で働く人)や、ミスやクレームで会社に損害を与える社員が多いと、他の黒字働きの社員の生み出す利潤を食い潰すか、時にはそれでも足りなくて赤字転落にもなります。
これでは、採用も雇用もギャンブルです。

最低が自分の給料分はしっかり働くということ、次は間接人員分の給料も稼ぐということ、
適性な働きとは、会社の利潤に貢献するということを、勤続年数の長さに伴って教え、育めるかどうかです。

ここに失敗すると、おんぶにだっこのぶら下がり社員が増えて、抱きつかれた利潤を生みだす社員が疲弊していきます。

自分の生涯賃金に応じた働き方とは何か、入社早々から毎年毎年しっかり教え込み、働きの質を高める社内OJTは欠かせないと思いませんか。

[ 更新:2018-02-06 12:45:20 ]

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